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おもしろき こともなき世を おもしろく 高杉晋作辞世の句より

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価値観を変える

数か月ぶりの更新となります。


先日行われた第3回全国中学校ラグビーフットボール大会北海道・東北予選において、決勝で男鹿南中学校に7-33で敗れ、準優勝に終わりました。


相手チームは今まで味わったことのないようなすばらしいラグビーでした。サイズも身体能力も関係なく、ただただ全員でボールを必死につないでいくラグビー。わずか16人の小さな部員のとてつもない破壊力。ラグビー王国秋田の懐の深さをこれでもかと味わいました。


ここまで勝ったり負けたりを繰り返してきましたが、言い訳がまったくできずに敗れたのは初だと思います。どこかで自分は相手を研究し、自分たちの強みと相手の弱みを考えるところからラグビーが始まっていましたが、そういう次元ではなく、自分たちのラグビーを高める、信じる、貫くといった太い幹が男鹿南中学にはありました。ゲーム終了後には、悔しさ以上に感動すら覚えました。


目の前の選手を鍛える、鍛え抜く。そこが何より指導者として足りていません。原点に戻るというより、己の価値観を変えるところから始めようと思います。


もう一つ東日本大会が残っていますので、そこでもう一度チャレンジし直します。


たくさんの応援、ありがとうございました。

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  1. 2012/09/10(月) 23:31:37|
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尊敬する選手

RUGBY REPUBLIC (ラグビー共和国)というサイトのコラムに本校ラグビー部員の田西選手登場してます。


大さん、ありがとうございます。


コラム「こするな!」


  1. 2012/06/28(木) 21:31:27|
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全員ウィング

ご無沙汰してます。新年度、新学期、すべて始まっております。とっくに新入生も学校生活に馴染みつつあり、GWの足音も間近ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?


新シーズンが開幕し、中高それぞれが目標に向かって日々精進しております。長かった冬が明けたこの時期が、一年で最もわくわくしますね。


ラグビーの話ばかりで恐縮ですが、今日のメモは「中学ラグビーのバックスは全員がウィング」。どこかポジションや役割に加えて、度重なる要求をしてしまいがちなのですが、もっとシンプルにボールを持って勝負をさせる。その抜きあいの先に「センター」や「フルバック」が出てくるのかもしれません。


大きなスケールに選手を重ねてみると、もっと幅が広がります。仕事や日常にもすごく当てはまるフレーズでした。

  1. 2012/04/23(月) 20:30:14|
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後藤さん、監督へ

本日のサンスポの記事、うれしかったですね。


早大ラグビー部、新監督に後藤FWコーチ


ワセダクラブにおいて、当時まったくキャリアが不明な自分を大切にしてくださった方です。チーフコーチをさせていただいた2年間、本当に好きにやらせてもらいました。


「幼稚園の選手をコーチするのも、高校生、大学生をコーチするのも、基本的には一緒なんだよ、宇佐見」


一番最初に出会ったときにかけてもらった一言は、今でも覚えています。今ではワセダクラブで小学生を教えられたことが自分のコーチングにおいて最も大切な部分となっています。


後藤さんはどうしたら選手が伸びるのかを知っている方。厳しさと愛のあるコーチングで、間違いなく早稲田は強くなります。どんなチームを作られるのか、本当に楽しみです。


後藤さん、就任おめでとうございます!また上井草行きます。

  1. 2012/02/15(水) 12:58:54|
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ただ勝ちたいと願う

今日は高校の卒業式。高校3年生7名が卒業し、ラ・サールを巣立っていきました。


「自分たちを超えてほしい」


3年生の思いを引き継いだ現役部員。思いを新たに精進していきましょう。


さて恒例となっている中学チーム対高校チーム(中学3年、高校1年の編成)が本日卒業式後に猛吹雪の中行われ、中学チームが初勝利をおさめました。


「今日は絶対に勝つんだ」という気迫が40分間切れることなく続き、ただひたすらにタックルをし続けていた展開になりました。条件や状況として高校チームがベストではなかったこともありましたが、それでも中学チームが狂ったようにタックルし続けてトライ数で上回ったことには価値があったかと思います。


この対戦関係というのはチャレンジャーと受ける側ということで、構図として高校生チームは絶対的に難しいと思いますが、そのプレッシャーを上回るのが上級生の使命。素直に「悔しい」という感情を胸に敗因を研究し、リベンジを果たす。そうするとお互いにもっと伸びていく。このゲームにはそんな相乗効果がある気がしてなりません。


それにしても毎年、それも何回も書いているかもしれませんが、ラグビーはタックルですね。何かが起きるときは必ずタックルが関係しています。今シーズンもやはりカギになるのは全員のタックルになりそうです。

  1. 2012/02/01(水) 19:39:34|
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優勝まで炭酸禁止

遅れましたが、あけましておめでとうございます。いや遅すぎるか・・・


新年が明けてまず今年の目標を改めて確認していくと、自分も選手も随分と一本化されており、「北海道で優勝」というその一点に凝縮されています。昨年の経験値を上乗せし、この時点で意識が明確化されていることは半歩リードできている感はあります。あとはストーリー。優勝の瞬間を実現させるストーリーを紡いでいくことが、自分の仕事になると思います。


そんな中、とある本を読んでいると「スポーツ選手の炭酸禁止」について書かれており、早速チームで導入。「優勝のその日まで炭酸飲料禁止でいきましょう」となると、当然批判も多かったが「優勝まで」の言葉で全員が納得。何かを守ることで、チームの結束は高まっていくと思います。


しかし、禁止にしておいて自分が今日職員室で炭酸を飲んでいるところを選手に見つかり、「先生、それはない!」と猛反発。「いやいや、自分はビールとか飲むから・・・」というと、「それじゃあチーム一丸にならないじゃないですか」と。


ということで、アルコールは控えめに、かつ炭酸飲料は禁止ということで選手から指示を受けましたので、自分も優勝のその日まで約束を守ろうと思います。


それにしても「チーム一丸にならないじゃないですか」と選手から言われたのは初めてだな~


  1. 2012/01/19(木) 19:22:14|
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改めて北陽台、そして奈良

ついに2011年もあと1日。年の瀬、いかにお過ごしでしょうか?


昨年に引き続き花園ラグビー場で迎えた年末ですが、今年もまた多くの勉強をさせてもらいました。


昨日も勝った長崎北陽台。コーチをしている八百山さんはオーストラリアにいるときに知り合ったのですが、昨年に引き続きいろいろな話を聞かせてもらいました。見ている視点が大きく重なる点に共鳴したのですが、「この人数、このメンバーで花園で勝ち進むことで何かメッセージを届けられるのでは」というコメントは部員36人、この時期は年明けの受験に向けて3年生は時間を惜しんで勉強するチームだからこそ言えるかっこいいものだと思いました。プレーを見ていると選手一人ひとりは本当にラグビーを考えてプレーしています。そして何より意識が高い。八百山さんのときは花園で準優勝しているのですが、そのときとほとんどチームを取り巻く環境は変わっていないそうで、改めて自分達の目指すチーム、スタイルに気づかされました。そしていつか長崎を訪れようと思います。明日の試合も楽しみです。


そして意識の高さで衝撃的だったのは、12月29、31日に同じ花園会場で行われている全国ジュニアラグビーフットボール大会に出場していた奈良県中学校選抜。当然全国優勝を狙う中学生なのでスキルの高さは高校生に劣らないことは分かっていたのですが、通りすがりにアップを見たときに、そのランパスに目を奪われました。なんというか、これほどのランパスがチーム全体でできるのかという印象。前傾姿勢からトップスピードでもらうときの走りこむ角度、速さ、タイミング、声などずば抜けて意識が高い。ただのランパスですが、あのランパスはおそらく日本中のほとんどのチームはできません。今日は福岡選抜と決勝で戦うようですが、果たして結果はどうなるのか。それもまた楽しみです。


来年から練習で何をするのか、何をしなければならないのかがより鮮明になり、レベルの差ではなく、意識の差をまず埋めるところから始めていきたいと思います。


最後になりますが、2011年も多くの皆様にお世話になりました。2012年もどうぞよろしくお願いします。

  1. 2011/12/31(土) 09:17:32|
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9時間を経て大阪

皆様、クリスマスまっただ中、いかがお過ごしでしょうか?


自分は昨年同様、年末を関西でラグビーとともに過ごそうと思っております。冬合宿を終え、一路関西に向けて準備をしておりましたが、列島を覆った寒波にやられ、函館→関西(空路)のはずが、函館→新青森→東京→新大阪(陸路)で大阪入りしました。ざっと列車、新幹線に揺られること9時間。たまにはこういうのもありでしょうと思っていたら、「おそらく今日は飛びませんね」と言っていた飛行機、飛んどるがな!! なんてこった・・・ま、こういうこともある。しゃーないと自分に言い聞かせております。


東京での乗り換え時に買った「週刊現代」に連載されている藤島大さんの「男たちの肖像」を読むと、今回は元日本代表SHの堀越正巳さん。立正大学ラグビー部の監督として13シーズンになる堀越さんが近頃思い出されるのは昔のことだという。一部抜粋したい。


よきクラブにはよき文化がある。「その文化が人間をつくる」。グラウンドの上ばかりでなく、むしろその外が大切なのだ。このごろは、よく学生時代の記憶がよみがえる。試合でなく試合の前や後のことが。新人で踏んだ早明戦、雪積もる国立競技場の熱戦はいまだよく語られるが、感動の勝利後、寮へ戻ると、永田隆憲キャプテン、桑島靖明の両4年生に強く言われた。「あした絶対に授業に出ろよ」


自分もまずはチームカルチャーの構築から。ここに全神経を注ぎたい。

  1. 2011/12/24(土) 00:27:37|
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2本のキック

12月も終盤に差し掛かり、1年で最もラグビー三昧の日々がやってきます。


大学ラグビーは大学選手権に入り、注目カードが続いています。今週末の準々決勝は大一番になりそうですが、天理大学対慶応大学はまったく予想できません。タックルが決まれば慶應ですが、天理はそのタックルをずらすスキルを数パターン持っているだけに面白い試合になることは間違いないかと思います。


高校も花園が27日からスタートします。今年も関西に行き、熱戦の表裏を焼き付けようと思っています。


先日出場校である関西学院が報徳学園との熱戦を制した兵庫県決勝のDVDを視聴しました。(安藤先生、毎年ありがとうございます。)接戦になるライバル同士のこの戦いは勉強になることが多く、いつも選手にも見せるのですが、今年もまた熱かった。


前半3トライを奪いリードした関学が、最後までゲームをコントロールしたのが印象的でしたが、やはりSOの岡本選手は特筆すべきプレーを連発していましたね。最も印象に残ったのは後半25分と29分に繰り出した相手陣地深くに蹴りこんだ絶妙のロングキック。ウィングとフルバックの間に、高くも低くもない長いキックを、プレッシャーを受けながら左オープンの状態から右足で蹴りこみました。あの2本のキックはチームを勝利に導く、大きなキックだったように感じます。またキックだけではなく全体に対して多くの指令を飛ばしており、ゲームメイカーとしての力量もあがっているような気がしました。花園での活躍が楽しみです。


一方で解説の方もおっしゃっておりましたが、関学は武器である低いタックルが例年よりも若干高く、何度か外されていたような気がしました。踏み込む足の位置がやや遠く、手だけでタックルにいってしまうところが多かった気もしますが、同時に報徳のランナーもいいステップを踏みながらいいコースを走っていたので、ここは何ともいえません。おそらく花園では持ち味である厳しいディフェンスが復活するのではと予想しております。


報徳は昨年のスタンドオフの長石倉選手の活躍が思い出されます。今年はゲームを作るプレーヤーに「仕掛ける」意識が薄かった。パスとランのリズムの重要性を改めて感じました。ただ前述のとおり、優れたランナーの鋭いランニングは光りましたし、そうした選手が1年生だったりと今後の成長が期待されます。来年以降も楽しみです。


試合を終えて、2本のキックが描く弾道の彼方に、いつの時代も普遍であるスタンドオフの価値をみました。学び多きゲームに感謝です。


安藤先生、関学高校のみなさん、花園での飛躍、期待しています!

  1. 2011/12/20(火) 13:09:54|
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負けるはずがない

以下は元明治大学ラグビー部キャプテンの安東文明さんの過去のインタビューにおけるコメント。この考え方はとても考えさせれます。


「早明戦というのは、みんな負けたくない…負けるはずがないと言った方がいいかな…・例えば、早大の場合は“これだけ練習したから負けるはずがない”と思うのかもしれないけど、明大の場合はそうじゃなくて“やってるラグビーが正しいんだから負けるはずがない……タテの明大が絶対に負けるわけがない”っていう感じで…そういう考え方を自然に身につけてやる試合なんです。」

  1. 2011/12/17(土) 20:43:21|
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自分以外の誰かに

今日で31歳になりました。昨年同様、ラグビー部や生徒からたくさん祝っていただきました。あっという間の一年でしたが、充実の日々を送らせてもらったのは誰でもない彼らのおかげ。感謝です。


誕生日も雪の中グランドで過ごしたわけなのですが、今日は高校生が中学生と一緒にプレーしてくれました。練習後、高校生が中学生に対して「これでは勝てない」と突きつける。普段から言っているようなことなのですが、おそらく受け止め方は全然違ったと思います。自分以外の誰かが言ってくれることの価値を今日改めて感じました。


チームの厚みであったり、歴史であったり、いわゆる培われる伝統とは、根源の共有ですね。このプレーを、この姿勢をよしとするのかどうかが、自然と判断される環境。「これで勝てる」と思っているところに「これでは勝てない」というまったく逆の見方が当たり前のように飛んでくる。これがチームを一段階あげるためにどうしても必要なファクターですね。


年を重ねてまた一つ何かを学びました。

  1. 2011/12/17(土) 20:36:02|
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シーズンを振り返って

みなさまご無沙汰しております。


ご無沙汰すぎて、1カ月以上更新しなかったためにスポンサーサイトの広告が載ってしまう始末・・・書こうと思うことは色々あるのですが、年の瀬、なかなか更新できませんね(言い訳)。


今年を振り返ればやはり「勝てなかったシーズン」だったと思います。中学も高校も勝ちきることができなかったということでは、色々と学びが深いシーズンでした。力がなかったわけではないのですが、「圧倒的に勝てる力」がない。来年は10回やって10回勝つ、そんなイメージを持ってシーズンを走り抜けたいと思います。


応援を下さった多くの皆様、オフシーズンの鍛錬を経て、来シーズンは爆発的にいきます。変わらぬ応援、何卒よろしくお願いします。

  1. 2011/12/11(日) 12:11:41|
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北海道3位

先日から行われた高校の全道新人大会は最終結果を3位で終える形となりました。


昨年は予選リーグ敗退でしたが、今年はしっかり勝ち上がり、決勝トーナメントへ。「勝てば選抜大会」という大一番の相手は遠軽高校。前半は17-17の同点でしたが、後半に失速。ドライビングモールで多くのトライを失い、17-34で敗れました。攻守の要であるキャプテンを怪我で欠いたことも響きましたが、後半の後半で足をつってしまう選手が多数でるなど、あと一つトーナメントを勝ち上がっていく力が足りなかったように思います。3位決定戦では多くをけが人で欠きながらも、帯広選抜チームに64-7で勝利し、北海道3位で大会を終えました(優勝は札幌山の手、2位が遠軽となりました)。


中学生も高校生もオフシーズンではやはり個々の強化につきます。「うまく」「強く」「大きく」なるために、パスを磨き、体を鍛え、よく食べる。与えられた時間は平等であり、相手チーム以上に、短い時間にどう集中して取り組むかという「意識」を高める。


鍛錬の日々、スタートです。

  1. 2011/10/23(日) 14:36:48|
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二連覇

先日行われた高校生の新人戦で優勝することができました。


昨年からの積み重ねを感じるのは、優勝の喜びより、次でいかに勝つかを真剣に考えていること。チーム力だけじゃなく、一人一人の意識がものすごく高くなっています。


次は再来週の全道大会。開催は地元函館。今年の高校生は「素直に、謙虚に」戦うことを掲げていますが、その意識通り一戦一戦、しっかり戦っていってほしいと思います。


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  1. 2011/10/06(木) 18:03:41|
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ジャパンオリジナル

昨日のワールドカップにおいてジャパンはカナダ代表と引き分けに終わり、4年前のワールドカップと同じ結果で終焉しました。


トンガ戦、カナダ戦、どちらも勝てたのでしょうが、これが現時点での実力なのだと思います。いろいろなものが足りないというより、何かが決定的に「ない」感じがします。先にも書いたチームとしてのプロセス、一体感、迷いなき判断。ラグビーというゲームをする以前の要素が埋まっていない。パシフィックネーションズカップのサモア戦を見たときから、昨日までほとんどこの気持ちは変わりませんでした。そこが残念であり、無念です。


次の4年間を今から創造していく必要があるのでしょうが、それは突き詰めていけば現場にいる我々にも責任があります。できればジャパンが目指すことをラ・サールでも目指したいわけで、そこが乖離しては結局また2015年も同じ心境になる可能性が高い。「低く、速く、激しい」を標榜するのであれば、代表レベルだけではなく、各カテゴリーにもより具体的なドリルをはじめとした指針を明示してもらいたいですね。「どのチームもオリジナル」ではなく、今こそ「ジャパンオリジナル」の確立を。自分ができることは限られていますが、決してあきらめず、ジャパンへと続く何かを求めていきたいと思います。

  1. 2011/09/28(水) 17:14:50|
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魂の解放

昨日のワールドカップでのアイルランド対オーストラリアの一戦は15対6でアイルランドの勝利。優勝候補のワラビーズに土がついた戦いでした。


映像を興奮のまま見ていましたが、若いワラビーズはイーデンパークのアイルランドファンの波に飲み込まれた感じ。勝因はいろいろあるでしょうが、自分はフォワード8人をあげたいですね。解説の村上晃一さんが「試合前のホテルの駐車場でラインアウトの練習をしていた」というコメントを聞いたとき、並々ならぬ気迫を感じました。試合自体もその魂をすべて解放するようなハードタックルとビッグスクラムを連発。際立ったのはやはりキャプテンであるオドリスコル。コメントも試合前の「now or never!(今やるか一生やらないかだ!)」、勝利後の「パブで見ている人たちが乾杯できるような試合ができてうれしい」といった一つひとつが本当にしびれます。いや~アイリッシュにとってはギネスが最高においしい日になりましたね。今大会の台風の目になりました。


一方敗れたワラビーズ。負けるときはこんな感じかと思う一方で、ゲームの運び方に「なんとかなるでしょ」という雰囲気が伝わってきました。初戦のイタリア戦と同じ前半を6対6で折り返したのですが、その試合とシンクロしたのか、どこか悪い意味での「余裕」が漂っていました。「この試合にかけた」アイルランドと「この試合は通過点」とどこかで思ってしまったワラビーズ。その差だったかもしれません。もちろん主力選手の怪我も響きました。ムーア、ボーコック、イオアネというキーになる3人がいなかったこともありますが、何より選手の多くが初のワールドカップということも関係しているかもしれません。この試合でキャップ120を数えたオドリスコルの目は、終始目的遂行に全霊をかける司令官のようでした。若き才能と爆発力のブラインドとしての重圧と危機への対応。残り試合で監督のロビー・ディーンズがどう対応し、立て直してくるのか、要注目です。


それにしてもワールドカップは難しい。というより、世の中に計算できる試合なんてないんだということを改めて思い知らされます。


魂の全解放の先に見た、理論や理屈の凌駕。やっぱりラグビーは面白い。

  1. 2011/09/18(日) 13:32:06|
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函館の青空のような心

ご無沙汰しています。


サッカーが男女ともに各予選で結果を残す中、いよいよラグビーのワールドカップが今週から始まります。この4年間を「Long Journey(長い旅)」と形容しているジョン・カーワン率いるジャパンにとっての最終章が幕を開けます。自分としては最初のフランス戦。この80分が頂点になれば、極端な話、それ以外の試合ですべて負けてもいいと思っています。4年分の熱量をその80分、むしろ開始1分。世界をあっといわせるような1分にしてほしい。そこからすべてが始まるのではと思っています。


ワラビーズの充実もグッドニュース。ハーフ団を固めて、ゲームプランの軸を作るあたりがやはりオーストラリア。ここにきて戦い方がまったくぶれないのはやはりヘッドコーチであるロビー・ディーンズの手腕でしょう。キャプテン変更や主軸マット・ギタウの落選なども、おそらく一本の線で結ばれている気がします。4年間を見ても、ロードマップにストーリー性がある。決勝での本命はオールブラックスでしょうか。ワールドカップ史上初となるタスマン海峡を挟んだバトルを期待したいと思います。


さて話はラ・サールのラグビーへ。高校生は先日花園予選を終え、地区準優勝。南北海道大会へ進みます。ここから先は負けたら終わりの世界。当たり前の言葉かもしれませんが、「ラグビーが好きだ」「このチームが好きだ」という熱量が勝敗を分けていくステージ。熱いラグビーを期待しています。


中学生も今週末がシーズン最後の公式戦。先日行われた高校生や地元ラグビースクールとのゲームを見ても、今季最も充実しています。あとは「俺たちはこれでいく」の共有と徹底。そこから生まれる信じる力。


大さんからいただいたメッセージの最後の一文にはこうした言葉が。


> 前々日までは緊張。前日と当日は「すべてをやり切った」さわやかな気持ち。函館の青空のような心。勝てる!


その瞬間を生きていこうと思います。

  1. 2011/09/05(月) 19:59:31|
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中日新聞とサッカーマガジン

sports-news.png


先日保護者の方にいただいた大さんの新聞のコラム。ラグビー部のことが掲載されております。


また随分前ですが、週刊サッカーマガジンのほうにも(おそらく)自分のコメントを掲載していただきました。なでしこジャパンについてのコメントでしたが、まさか活字になるとは思わず、自分でも驚きと感激です。


大きな励みにしながら頑張っていきたいと思います。

  1. 2011/08/22(月) 20:35:13|
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まだまだ伸びる

ご無沙汰しております。合宿終了後、旭川や北見に行っており、更新できませんでした。

前回の更新後、7月30日、31日と第5回体文協杯北海道ジュニアラグビー選手権大会という大会に参加いたしました。北海道にあるラグビーチームでナンバー1を決める大会で、中学校チームとラグビースクールのすべてが参加する大会なのですが、今回は初参加、初挑戦となりました。

まったく肩に力を入れることなく、「合宿でやってきたことを出そう」と送り出した1回戦は北海道バーバリアンズJrと美幌ラグビー少年団の連合チームに31-5で快勝。予期していなかったすばらしい内容で、今シーズン公式戦初勝利。伸び伸びと迷いなく仕掛け続けるシーンに、合宿で大さんに教えていただいたことが大きく反映されたように思います。

続く準決勝は優勝した帯広ラグビースクールに前半同点の大接戦。後半も一進一退の攻防に、場内は一時騒然。まったくのノーマーク集団のまさかの展開に自分も選手もやや興奮気味。最終的には敗れたものの、最後まであきらめないラ・サールのひたむきなラグビーに場内からも大きな拍手をいただきました。この2試合で選手は大きな自信を得ることができたように思います。

翌31日の札幌ラグビースクール、小樽ラグビー少年団連合チームとの3位決定戦では前半はトライ数で1本差でリードを折り返しました。ハーフタイムで楽しそうにしている選手には「いい顔してる」とだけ伝え、後半開始。直後にトライを奪って同点。この日も思いっきり攻める展開がぴたっとはまっておりましたが、中盤から連戦の疲れもあり、最後は突き放されて敗戦。4位で大会を終えました。

合宿の成果を確認するというより、やってきたことを存分に発揮させようとプレーする選手たちは本当にすばらしかったです。わずか1週間で別のチームのように成長できたと思います。

現在はしばしのオフですが、8月17日からまたチームはリスタート。次なる目標に向けて、まだまだ伸びていきたいと思います。

  1. 2011/08/10(水) 11:57:37|
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負け。そしてコーチング

先日行われた第2回全国中学校ラグビーフットボール大会北海道予選において立命館慶祥中学、北嶺中学の前に敗れました。どちらもトライ数にして「1対5」という関係からして、今の現地点においての課題が明確になった一方で、準備に準備を重ねた試合に敗れてしまうのは、やはり悔しい。


いわゆる「負けて引退」の試合ではなかったものの、試合後における多くの選手の悔し涙は次から次へと頬を伝いました。2年生主体の「可能性」と「爆発力」を武器に戦ったものの、ゲームにおける経験の差はどうしても埋めることはできませんでした。ここはコーチングの力不足が否めません。幸いまだまだシーズンは続きます。アタック、ディフェンス両面において自分を含めて更なる飛躍を目指したいと思います。


大会後はそのまま定山渓に残り4日間の合宿を行いました。明日から2日間の大会を経て長い夏のラグビーが終わります。大会後の4日間の合宿のうち、3日間はラグビージャーナリストである藤島大さんにコーチをお願いしました。(大さんは試合観戦もしていただきました。その内容についてはワセダクラブのコラムに紹介していただいております)


まずラグビーをどう考えるのかという根源的で普遍的なところから大さんのコーチングはスタート。チーム全員が次々とその世界に引き込まれていくのですが、練習ドリルの一つ一つが本当に面白い。「なるほど」とメモを取ることが多く、本当に勉強になりました。また選手のほめ方、これがとても素敵でした。本当に小さなプレーを決して見逃さずに、心の底からほめる、認める。それが選手に響き、次につながる。単純ですが、なかなかできない。本当に感動しました。


3日間、午前午後とすべての練習でコーチングしてくださった大さん。チームにとって決して忘れることのできない時間になりました。何よりラグビーを初めて間もない中学1年生が受けた影響は本当に計り知れません。幸せな時間にただただ感謝、感激でした。


daisan.jpg
大さん、本当にありがとうございました。もっともっとラグビー、楽しんでいきます。

  1. 2011/07/29(金) 23:58:23|
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自分たちが楽しむ

学園祭も終わり、いよいよ夏休みに入りました。


学園祭のクラス企画はおかげさまで中学第1位を獲得。応援してくださった皆様、ありがとうございました。笑いをコンセプトに企画を組み立てましたが、最後は誰よりも自分たちが一番楽しんでいました。そこが少しでも見ている方々に伝わったのかと思います。


話は変わって、今日のなでしこジャパンの優勝。すばらしかったですね。監督の佐々木さんのPK戦前の表情、最高でした。ワールドカップの決勝であのスマイル。見事です。本当に感動しました。プレッシャーをあそこまで楽しめるのはまさにコーチの持っていきかたですね。ぜひ参考にしたいと思います。


さあ、いよいよ今週23日に迫ってきたラグビーの大会。やるべきことはほとんどやってきました。もちろんできないことは山ほどありますが、ここから先はできることだけを自信を持って、楽しんでプレーしてほしいと思います。最後の最後はやはり「ラグビーを楽しむ」ここに返りたいですね。


チーム全員でこの時間に感謝し、楽しんでいきます!

  1. 2011/07/18(月) 21:33:23|
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タックルの先に

先日行われたラグビーのパシフィックネーションズカップ初戦、日本対サモアの試合は15-34で敗れました。


横井さんのブログでもこの試合について書かれていますが、まったくもって横井さんに同感。試合内容は9月のワールドカップへの期待感を抱かせるにはあまりにも遠いものだったと思います。


すべてはディフェンス。あのタックルでは到底世界レベルでは通用しないと思いました。タックルでよかったのは初先発の西原選手(大阪桐蔭高校出身。彼とオーストラリアでの合宿で出会ったときは、まさかジャパンになるとは思いませんでしたが・・・地上戦に関しては本当に素晴らしい選手)。彼のような鬼気迫るタックルが全員に統一されていたのかといえば、まったくもって見られませんでした。そこが何より残念でした。


2003年のワールドカップで日本代表はスコットランド相手に低いタックルで刺さり続けました。負けはしましたが、本当に僅差で、感動しっぱなしの80分だったことが記憶に蘇ります。スクラムハーフの辻選手、フランカーの大久保選手などタックルに命を懸けた選手たちが、これでもかと足元を刈り続ける。単純にあんなラグビーが見たい。そう思います。


ジョン・カーワン監督のコメントもどこか涼しげ。「ワールドカップで2勝」の目標が、何か悲しくなってきます。ここにきて、何かほとばしる熱さがない。もっと熱く。このままではオールブラックスに100点を取られるのも現実的。何とか、何とかして世界を相手に戦う意識と強烈なディフェンスを期待します。


話は随分と変わって、中学ラグビー。今週のスクールとのゲームでは、低いタックルで刺さり続けるも、ベストメンバーが揃った相手に完敗。倒してファイトする激しさが不足しています。今週はもう一度その部分を徹底。タックルとブレイクダウンに特化して、原点回帰します。


ジャパンと中学生。カテゴリーもレベルも、そもそも比較することも意味をなさないかもしれませんが、ここまできたら「ジャパンがやらぬなら、うちがやる」それくらいの意識は持っていきたい。タックルに次ぐタックルの先にのみ、何かが見つかると思います。下を向かず、その一点で勝負。


  1. 2011/07/04(月) 19:54:42|
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横井さん

先日元日本代表主将でもある横井章さんのお話を聞く機会を得ました。


昔からのラグビーファンで知らない人はいないセンターの名手。その理論の背骨は「いかに勝つか」を自分たちの頭で考え抜くというもの。藤島大さんのインタビューや著書でたびたび名前も拝見し、横井さんのブログもずっと見てきましたが、実際に会ってその理論を聞くと、やっぱり違う。その迫力、熱意たるや電流が走るが如く衝撃を受けました。


今回お会いできたことで、今後とも色々とアドバイスをいただける関係の一歩は築けたと思います。


それにしても井澤さんはじめ往年のジャパンの方々の言葉、何とも言えずしびれます。


  1. 2011/06/24(金) 17:54:34|
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ターニングゲーム

先日行われた地元スクールとの練習試合で、今シーズン初勝利。


相手は主力メンバーの大半を欠き、正直彼らがいたら負けていたと思うが、この日は勝敗以上に内容に合格点。


まずは取り組んでいる前に出るディフェンス。一気にフロントスペースを奪って、ディフェンスでアタックするイメージがやっと具現化できてきた。アタックは未整備だらけだが、タックルとブレイクダウンは2か月間の修練があらわれはじめている。何より「自分たちはこれでいく」という軸が定まったことが大きい。


残り1カ月だが、明らかにこの日はターニングポイントになった。シーズンを振り返ったときに「あの時のあの試合」と呼ぶものが、年に1、2試合あるが、まさにそんなゲーム。


当然やるべき課題はまだまだ山積み。築いた自信のみを胸に、次なる一歩へ。

  1. 2011/06/22(水) 21:59:45|
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足し算から引き算へ

中学ラグビーは全国大会予選まで1カ月と少し。藤島大さんの言葉をお借りすれば、「日数ではなく残り時間で考える」領域に入ってきました。


春先からずっと色々な練習し、ラグビーの幅を広げてきましたが、ここからは足し算ではなく引き算。メンバーを絞りながら、使えるプレーを精選し、その質を高める。必要なことのみをやっていく。


激しい練習の先に厳しいポジション争いがありますが、チームの最後の伸びはここにかかっています。


最高の準備を重ねたいと思います。

  1. 2011/06/15(水) 20:45:46|
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