どうもみなさま、オーストラリアに戻って早くも1週間が過ぎました。なんともいえない自然のおかげで、おかげさまで身体が軽くて好調です。
それでは簡単に日本滞在時に読んだ本を振り返ります。
常勝の理由「紅蓮たれ」

啓光学園ラグビー部を4連覇に導いた記虎監督の書き下ろし。何度もテレビなどでコメントなどを聞いていたので、今回あらためての驚きはなかったものの、やはり勝負に対する「哲学」には感銘を受けますね。一度講演などを聴いてみたいものです。
「人は見た目が9割」

外見は大切だと思っていたので、タイトルにつられて買ってしまいました。声の大切さ、においに関する調査、目や話し方での印象など教えてくれないことの大切さを述べてあります。手元に一冊あってもいい本かなと思いました。
「勝ちにいく身体」

元プロゴルファーで現在はゴルフジャンルにおいて多彩な活躍を見せる坂田信弘氏とたくさんの教育メソッドを生み出してきた斎藤孝氏の対談。これは読み応えありました。特に坂田氏が展開しているゴルフ道場である「坂田塾」での入塾試験での話は刺激受けましたね。入試で見るのは子供じゃなくて、その子供の親の視線だという。思わず「へー」となりますよ。
さてさて終わる前に関西でのこぼれ話をひとつ。
帰国前にふらっと神戸で昼食をとるために食堂に足を踏み入れて、カツ玉定食を頼みました。お客さんは自分を入れて3人。働いているおばちゃんが4人。明らかにミスマッチの人数でしたが、飛び交う関西弁は心を和ませてくれますね。
「あんた、公務員やから食べへんのや。もっと動かなあかんで」
「なんで今日に限って1000円札あらへんの?おっかしいわ~」
「あそこのお店のおばはん、むっちゃええ人やったわ~。一回いってみ」
カツ玉と味噌汁を楽しみながら、こんな会話をそれ以上に楽しめましたね。
最後はお決まりのフレーズでしめくくりました。
「ご馳走までした」
「お兄ちゃん、味どうでした?」
「おいしかったです。また来ますわ」
「おおきに」
坂本竜馬は江戸での剣術修行でたくさんの人と出会い、別れ際にこうつぶやいたそうだ。
「人情は江戸だ。江戸はいい。きっとまた来る」
150年を経て、その人情は東京にまだ残っているだろうか。
少なくとも関西には残っている、そんな気がします。
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- 2006/06/30(金) 09:29:48|
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