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おもしろき こともなき世を おもしろく 高杉晋作辞世の句より

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強さに明るさを

今年もラグビー大学選手権が昨日からスタートしました。


天理大学が大東文化を100点ゲームで下したのが一番の衝撃でしょうか。まだしっかり見ていないのですが、100点の力量差があったとは思えないので、どこが勝負を分けたのかを確認してみたいと思います。


さて最も勝負として面白かったのは「筑波大学VS流通経済大学」のカード。下馬評では筑波やや有利の声も高かったのですが、蓋をあけてみると33-27で流通経済の逆転勝利となりました。筑波は優勝候補といわれながら、1回戦敗退。昨年に引き続き残念な結果になってしまいました。


このゲームのラスト20分。各チームの下した判断は最高の教材でした。部員と共に一つ一つの状況を分析しながら見たのですが、多くのファクターが上がってきました。


ゲームをリードしていく側と、追いかける側の関係。
強いという周囲の声に隠れた過信。
コンバージョンキックに対するチェイスの有無。
点数をどこで取るのかというコンセンサス。
この日のゲームにおいて、時間、エリア、スコアを考えたマネジメント。
1点差のゲームをものにする集中力。


ラグビーのうまさや強さは筑波大学の方が上回った気がしますが、どこか時間をずるずると、時折ふわっと過ごしていた部分もありました。その流れの中で、流通経済は短い時間で敵陣に入り込んで得点を重ねていく。やりたいこと、やってきたことを全部出し切って、気づいてみたら勝っていた。そんな感があります。


毎シーズン思うのですが、筑波大学本当に勤勉でいいチームだと思います。しかし、解説の藤島大さんもおっしゃっていましたが、学生特有の「はつらつさ」がない。「何か正解があって、そこに自分たちをあわせていく」といった表現はぴたっときました。各大学から「筑波は強い」と警鐘を鳴らされていたにも関わらず、結果対抗戦5位、選手権1回戦敗退という残念な結果に終わってしまったのには、今年のチームカラーと関係していた部分があるような気がします。


慶応大学ラグビー部のドキュメントの中で林監督が早慶戦ハーフタイムのロッカールームで「笑って、笑って」と連呼していたシーンは自分にとってすごく印象的でした。練習は厳しく、準備は入念に、そして試合は思いっきり楽しむ。やはりこれが学生スポーツの原点かと思います。


あくまで主観ですが、筑波はベースがしっかりしたチームですから、あとは80分間ゲームを楽しむマインドを定着させると勝ちあがっていくような気がしました。なんともつかみどころのない論点ですが、「強さに明るさを加える」イメージ。これもチームの幹を太くする一つの要因なのかと思います。


さあいよいよ今週は2回戦。天理大学がどんなゲームを東海大学と繰り広げるのかを最大の楽しみにしています。そうこうしているうちに花園も近づいてきました。ラグビー天国の12月です。

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  1. 2010/12/20(月) 19:33:05|
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