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平日の午後、東急東横線で渋谷から横浜に向かう車中、つい目が赤くなった。
ちょっとばかり泣いた。
ラグビーマガジン5月号で選手のプロフィールを紹介する「解体心書」のページにはヤマハ発動機で活躍する佐藤貴志選手が特集されていた。

この春選ばれた日本代表のスコッド(候補選手)に名前を連ねた選手だが、今年一年テレビで見る彼の活躍はすさまじく、納得の選出だったと思っている。
その彼のインサイドストーリーは、これまたすさまじい。

東海大仰星高校、同志社大学とスター街道を歩いてきたように見える略歴を紐解くと、実は公式戦出場はほとんどない。2軍、3軍生活の大半はベンチと観客席を温め続ける日々だったという。
一般的にというより、よくあるラグビー選手の話としてはここで大方完結。ラグビー畑を歩みながら、大学卒業後は企業に就職。社会人としてラグビーとは一線を置く生活が始まる。
しかし、彼がその「一般的」でないところは、高校、大学と脚光を浴びていないにもかかわらず、一時も「戦い」をやめなかったということ。
ラグビーのような団体競技で試合に出れなければ選手のモチベーションは当然あがらない。練習もそっちのけ、「なんとなく」の時間と空間を過ごす選手が少なくない。
しかし、彼はその「なんとなく」の後が違う。「試合があるときもジムの用意をしていったり(本文引用)」とライバルたちに勝つために、一人ジムに通った。来る日も来る日もダンベルをあげ、ついに高校入学時60キロの体重が、卒業時に78キロ、大学4年間でさらにその体重は83キロまであがった。スクラムハーフという彼のポジションに求められるのはウェイトよりも、どちらかといえば俊敏性やパスのスピード、判断力など。にもかかわらず、「本当に試合に出たかった(本文引用)」とウェイトトレーニングを欠かすことなく継続し、現在ヤマハでの体重がついに86キロに到達した。
さらに過酷なトレーニングは40メートルのタイムを5秒フラットにまであげ、「強靭な肉体」に「スピード」という武器も身につけ、最終的にはヤマハのジャージに袖を通し、日本代表監督ジョン・カーワンの目に止まった。シンデレラボーイのシンデレラストーリーといえばそれまでだ。しかし、一時もあきらめずに夜な夜なジムに通っていた彼の姿を想像するだけで、そこに血と涙を感じる。
非常にインパクトのある5ページ。同時に考えさせられる5ページ。
本城さんのいう「1.1」とはまさにこのことなのかもしれない。「なんとなく」から「ほんのちょっと」努力する。努力してみる。努力し続ける。それ以外にはなく、またそれしかないと思うのだ。
終わりのくだりが、また泣けた。
-不遇の時も代表が目標だった?(質問)
「大学のCチーム(3軍)で凹んでた頃、同期の友達が『お前がジャパンで活躍しているのを夢で見たよ。絶対なれる!』って言ってくれたんです。スコッド入りで喜んでないで、代表に選ばれて、試合で結果を出さないと」
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- 2008/03/27(木) 13:11:21|
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