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おもしろき こともなき世を おもしろく 高杉晋作辞世の句より

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目は生きてる?

先日の「情熱大陸」は久々に熱中。バレエダンサー、熊川哲也。名前だけしか知りませんでしたが、改めて見ると彼の意志、意識の高さは並大抵じゃない。

DSC_0236.jpg

番組を見て一番感じたのは、彼が本物の「指導者」であること。世界でも屈指のバレエダンサーでありながら、自らの技術と「バレエとは何か」というマインドの部分を若い世代に惜しみなく伝える。教え方も言葉が巧みで、具体的。足りない部分を補うだけではなく、何が足りないのかを考えさせる。コーチ。練られた鋭い問いが、これでもかと若きダンサーの胸を打つ。そして欠かせぬ愛情。「このダンサーを絶対に育てる、信じる」という愛がスタジオに溢れる。この人は本物だ。


そしてもう一つ共感したのは、日本におけるバレエを取り巻く環境を変えようとしている点。番組ナレーションより抜粋。

「熊川が開いたK-BALLETでは本場ヨーロッパの階級制度を導入。ダンサーはランク付けされ、実力ごとに異なった給料をもらう。実力主義。もちろん昇格も降格もある。バレエだけで生計を立てるのは難しいといわれるが、彼はダンサーがバレエだけで暮らせる環境にこだわった。」

「踊るだけじゃないバレエ。7年前に開いたK-BALLETスクール。今は450人の子どもたちが通う。習いごとのバレエ教室ではなく、プロを目指したスクール。ここから何人もがプロに育った。」

「子どもたちに伝えたいのは音楽を感じること。体で音楽を歌うこと。この国のバレエが習いごとの延長でしかないのを変えたい。」

「ステップやテクニックではない。彼らに伝えたいのは表現する力。」



あくまでプロを目指す。習い事ではなく、本気。本気で自分のすべてを費やせるほどにバレエを愛する。バレエが生活の中にあるのではなく、自分自身がバレエそのものである感覚。以前石川遼をはじめとしたゴルフに関しても書いたが、ここに世界を目指すヒントはある。


以下、「情熱大陸」の番組ナレーションからのメモ。

熊川は日々様々な売り込みや応募が来る中、ダンサーだけは自分の目で見て選ぶ。「どこかのコンクールで優勝しましたって書いてあるけど、まったく意味がない。目で見て信じるしかない。」

クラスレッスンといわれる朝のウォーミングアップ。基本の動きを繰り返しながら、体の状態をチェックする。一日休めば自分がわかり、二日休めば仲間に悟られ、三日休めば観客に伝わるといわれるバレエダンサーの日課。


彼の公演ではなく、一度スタジオを見てみたい。


最後に最も響いたシーンを。
DSC_0235.jpg
教え子の目を輝かせる。


これもコーチの仕事だ。

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  1. 2010/12/07(火) 13:02:36|
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