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おもしろき こともなき世を おもしろく 高杉晋作辞世の句より

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花園の空気

皆様あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。


年末は大阪は東花園、近鉄花園ラグビー場へと足を運びました。
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大学時代に啓光学園が4連覇の前の3連覇目を達成したときが最後だったかな。久々にあの場所にしか流れない空気を吸いにいきましたが、指導者として訪れた今回はまったく違う視点でチームを観察できました。


まず試合以上にアップグランドで行われる試合前のアップを見ることに多くの時間を費やしました。アップとは日々のグランド練習の圧縮形。どんなアップをしているのかを見ると、どんなことに重きを置くチームかがわかります。タックルなのか、パスなのか、ランニングなのか、接点の部分でのファイトする意識なのか、コミュニケーションなのか、一体感なのか、気持ちを盛り上げることなのか。自分たちの日々と照らし合わせることで、本当に勉強になりました。(写真は静岡聖光高校のアップ。練り上げられたトレーニングの連続でした)
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いいチームはやはりアップがいい。群を抜いていたのは東福岡高校。さすがチャンピオンチームですね。選手各々が出す声一つ一つが、まるで違う。誰かがミスしたことを責めるより、ミスした後のカバーが成功したことに「ナイス」とフォローする。いつもグランドで指摘する「マイナスの声を出さない」を実践しきっていたチームでした。またメニューの切り替え時などで、選手がコーチの顔以上にお互いの顔を見ている点もチームの成熟を感じました。何よりアップに参加してくれたメンバー外の選手たちと最後に握手するシーンは、ワセダクラブでずっと継続していた「今日の練習を、試合をしてくれたメンバーへの感謝」をきちんと表現していました。素直に「ああ、こんなアップができるようになりたい」と思いましたし、大切なことをいくつも感じさせてくれた東福岡高校に感謝です。


応援していた関西学院高等部は3位というすばらしい結果に(写真は2回戦の試合前)。
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準決勝の東福岡戦はまさに関学の試合。「足を刈る」という形容がぴったりくるほど、タックルの60分に胸を打たれました。5番の徳永選手の攻守における運動量は今大会出場選手の中でもピカイチでしたし、10番に入った1年生岡本選手は、ピンチにもチャンスにも表情を変えず、先輩になる小樋山選手を彷彿とさせる司令塔の顔をしていました。数々の名場面を生み出してくれた選手、関係者の皆様に心から感謝です。


明日は関西学院を振り切った王者「東福岡」と昨年の準優勝「桐蔭学園」という2年連続同一カードの決勝戦。ベースがしっかりしたうえにトライを取りきれる好選手が両チームともに並ぶという、近年にないハイレベルなバトルが予想されます。またどちらも「ここまできたらあとは60分を楽しむ」というあたりがすばらしい。引き出しが多い両チームだけに、明日は「どこで勝つか」のイメージを共有しきった方が勝つのでは。見る方も存分に楽しみたいと思います。


今回の花園ではワセダクラブや北中野中学など色々な場面でかかわってきた教え子や保護者の皆様とお会いできました。どんどん成長していく選手のプレーを目の当たりにできるのはこれ以上ない幸せです。また藤島大さんはじめ昨年お世話になった多くの方々とも貴重な時間を共にさせていただきました。次は必ず出場校として戻ってきたいと思います。12月27日にここを行進しているイメージを持って、また鍛錬の日々を送っていきます。
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  1. 2011/01/07(金) 10:16:07|
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