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おもしろき こともなき世を おもしろく 高杉晋作辞世の句より

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スタイルVSスタイル

先週行われた日本選手権準決勝は文字通り日本一を決める舞台にどのチームが上がれるのかを決める大一番でした。


結果は三洋電機が東芝に逆転勝利し、サントリーが神戸製鋼の猛追を振り切る形でファイナリストになりました。以下にファイナルの展望を少しだけ。


まずは三洋電機。解説の藤島さんのおっしゃる「ターンオーバー後に個人の能力が爆発する」プレースタイル。コンセプトは「自分たちが手を下すまでもなく相手が勝手に崩れる」というもの。そのため、その瞬間まで強いディフェンスをし続け、それを徹底する。ボールを奪い取った後はこれでもかとスピードランナーがグランドを走り回る。まさに堅守速攻。ボール支配率は極端に低いのに最終スコアで上回る。大人のラグビーとも形容されますが、ニュージーランドのクルセイダーズのスタイルをここまで踏襲できたことはまさにチームの努力の結晶でしょう。特に東芝相手に18点ビハインドをひっくり返すあたりは強いとしか形容できません。全員のラグビー理解の高さに敬服します。


もうひとつはサントリー。重ねるアタックフェーズの数は他チームの倍はあるでしょうか。順目にパス、ラン、ブレイクダウンをミスなく繰り返していきますが、見ているこっちが感嘆するほどに全員が動き続けます。シーズン序盤でつまづきながらも、決してそのスタイルを変えなかったことがファイナリストになりえた要因かと思います。やはり元オーストラリア代表監督のエディさんの手腕は確かですね。全盛期のオーストラリアはブランビーズと同一スタイルで、三洋とは真逆の「自分たちが攻め続ければ相手は必ずいつか崩れる」というもの。まさにオーストラリアのフェーズラグビー。ボール支配率はおそらく70%近くあるのでは。それを可能にしている日和佐、トゥシ・ピシのハーフ団はお見事。


決勝戦はニュージーランドVSオーストラリア、クルセイダーズVSブランビーズといっても過言ではないかもしれません。ミスを誘発する強いディフェンスから一気にトライまで奪うのか、ミスをせずにボールをリサイクルし続けてスペースをこじ開けるのか。スタイル対スタイルの真っ向勝負。ラグビーも単純な局面ではなく、各々のスタイルで勝負してもらえるとみている方も本当にワクワクします。我慢比べの大一番になりそうです。


心理的にも社名変更に伴いおそらく最後になる「SANYO」と、トップリーグプレーオフ決勝で負けたリベンジマッチに挑む「SUNTORY」。どちらもこれ以上ない燃えに燃えるシチュエーションでのクライマックス。


決勝戦は2月27日(日)、14時キックオフ。今シーズンを締めくくるすばらしいラグビーになる予感です。

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  1. 2011/02/21(月) 18:16:07|
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