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おもしろき こともなき世を おもしろく 高杉晋作辞世の句より

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魂の解放

昨日のワールドカップでのアイルランド対オーストラリアの一戦は15対6でアイルランドの勝利。優勝候補のワラビーズに土がついた戦いでした。


映像を興奮のまま見ていましたが、若いワラビーズはイーデンパークのアイルランドファンの波に飲み込まれた感じ。勝因はいろいろあるでしょうが、自分はフォワード8人をあげたいですね。解説の村上晃一さんが「試合前のホテルの駐車場でラインアウトの練習をしていた」というコメントを聞いたとき、並々ならぬ気迫を感じました。試合自体もその魂をすべて解放するようなハードタックルとビッグスクラムを連発。際立ったのはやはりキャプテンであるオドリスコル。コメントも試合前の「now or never!(今やるか一生やらないかだ!)」、勝利後の「パブで見ている人たちが乾杯できるような試合ができてうれしい」といった一つひとつが本当にしびれます。いや~アイリッシュにとってはギネスが最高においしい日になりましたね。今大会の台風の目になりました。


一方敗れたワラビーズ。負けるときはこんな感じかと思う一方で、ゲームの運び方に「なんとかなるでしょ」という雰囲気が伝わってきました。初戦のイタリア戦と同じ前半を6対6で折り返したのですが、その試合とシンクロしたのか、どこか悪い意味での「余裕」が漂っていました。「この試合にかけた」アイルランドと「この試合は通過点」とどこかで思ってしまったワラビーズ。その差だったかもしれません。もちろん主力選手の怪我も響きました。ムーア、ボーコック、イオアネというキーになる3人がいなかったこともありますが、何より選手の多くが初のワールドカップということも関係しているかもしれません。この試合でキャップ120を数えたオドリスコルの目は、終始目的遂行に全霊をかける司令官のようでした。若き才能と爆発力のブラインドとしての重圧と危機への対応。残り試合で監督のロビー・ディーンズがどう対応し、立て直してくるのか、要注目です。


それにしてもワールドカップは難しい。というより、世の中に計算できる試合なんてないんだということを改めて思い知らされます。


魂の全解放の先に見た、理論や理屈の凌駕。やっぱりラグビーは面白い。

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  1. 2011/09/18(日) 13:32:06|
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