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JUNPEI USAMI NET

おもしろき こともなき世を おもしろく 高杉晋作辞世の句より

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地力をつける

更新遅れました。


先週末に行われた中学の東日本大会予選では、立命館慶祥中学、北嶺中学相手にどちらも完敗。中学3年生にとっては最後の公式戦となり、引退という結果に終わりました。


夏合宿で得た力を伸ばし切れなかったことが、指導者として大きく悔いが残ります。自分の指導力不足を痛感するシーズンになりました。3年生には本当に申し訳なかったという気持ちでいっぱいです。


ただこの1年、夏合宿や体文協大会出場といった新しい試みができたこと、部員が増えたことによる数多くの練習ゲームが可能になったことなど、部の歴史に多くを残すことができたシーズンになったことは間違いありません。多くの皆様に感謝しております。


悔しさを胸に、チームは2年生を中心に代替わりをしました。シーズンが始まるにあたって自分自身ももっとラグビーを学びなおす必要性を感じています。具体的には選手一人ひとりの地力を上げるような練習や試合設定を考え、それを継続すること。1対1で勝てる力を身につける。全体にフォーカスするのは年間スケジュールの最後に持っていき、あくまで個々人の強化に全力を注ぎたい。そう思います。


最後になりますが、少ない人数ながら文句ひとつ言わず最後まで走り抜けてくれた3年生。一人ひとりのラグビーに傾けるその熱、ラグビーがうまくなりたいという姿勢は本物だと思います。ラグビーを楽しむ気持ちを忘れず、この先の高校ラグビーではぜひゲームに勝つことの喜びを味わってください。いつもいつも応援しています。

  1. 2011/09/17(土) 18:14:35|
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函館の青空のような心

ご無沙汰しています。


サッカーが男女ともに各予選で結果を残す中、いよいよラグビーのワールドカップが今週から始まります。この4年間を「Long Journey(長い旅)」と形容しているジョン・カーワン率いるジャパンにとっての最終章が幕を開けます。自分としては最初のフランス戦。この80分が頂点になれば、極端な話、それ以外の試合ですべて負けてもいいと思っています。4年分の熱量をその80分、むしろ開始1分。世界をあっといわせるような1分にしてほしい。そこからすべてが始まるのではと思っています。


ワラビーズの充実もグッドニュース。ハーフ団を固めて、ゲームプランの軸を作るあたりがやはりオーストラリア。ここにきて戦い方がまったくぶれないのはやはりヘッドコーチであるロビー・ディーンズの手腕でしょう。キャプテン変更や主軸マット・ギタウの落選なども、おそらく一本の線で結ばれている気がします。4年間を見ても、ロードマップにストーリー性がある。決勝での本命はオールブラックスでしょうか。ワールドカップ史上初となるタスマン海峡を挟んだバトルを期待したいと思います。


さて話はラ・サールのラグビーへ。高校生は先日花園予選を終え、地区準優勝。南北海道大会へ進みます。ここから先は負けたら終わりの世界。当たり前の言葉かもしれませんが、「ラグビーが好きだ」「このチームが好きだ」という熱量が勝敗を分けていくステージ。熱いラグビーを期待しています。


中学生も今週末がシーズン最後の公式戦。先日行われた高校生や地元ラグビースクールとのゲームを見ても、今季最も充実しています。あとは「俺たちはこれでいく」の共有と徹底。そこから生まれる信じる力。


大さんからいただいたメッセージの最後の一文にはこうした言葉が。


> 前々日までは緊張。前日と当日は「すべてをやり切った」さわやかな気持ち。函館の青空のような心。勝てる!


その瞬間を生きていこうと思います。

  1. 2011/09/05(月) 19:59:31|
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中日新聞とサッカーマガジン

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先日保護者の方にいただいた大さんの新聞のコラム。ラグビー部のことが掲載されております。


また随分前ですが、週刊サッカーマガジンのほうにも(おそらく)自分のコメントを掲載していただきました。なでしこジャパンについてのコメントでしたが、まさか活字になるとは思わず、自分でも驚きと感激です。


大きな励みにしながら頑張っていきたいと思います。

  1. 2011/08/22(月) 20:35:13|
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JIN -仁-

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今更っていう感じですが、面白いですね、このドラマは。


まずタイムスリップというありえない発想から始まるんですが、意外とその仕組みが視聴者を釘づけにします。音楽も演出も壮大な感があり、一回見始めると最後まで見てしまいました。


大沢たかおの演技は久々に堪能しましたが、なかなかしびれました。他の演者も演技力が高い。「いいドラマにいい役者あり」基本的なことを再確認させられました。


  1. 2011/08/13(土) 23:15:52|
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まだまだ伸びる

ご無沙汰しております。合宿終了後、旭川や北見に行っており、更新できませんでした。

前回の更新後、7月30日、31日と第5回体文協杯北海道ジュニアラグビー選手権大会という大会に参加いたしました。北海道にあるラグビーチームでナンバー1を決める大会で、中学校チームとラグビースクールのすべてが参加する大会なのですが、今回は初参加、初挑戦となりました。

まったく肩に力を入れることなく、「合宿でやってきたことを出そう」と送り出した1回戦は北海道バーバリアンズJrと美幌ラグビー少年団の連合チームに31-5で快勝。予期していなかったすばらしい内容で、今シーズン公式戦初勝利。伸び伸びと迷いなく仕掛け続けるシーンに、合宿で大さんに教えていただいたことが大きく反映されたように思います。

続く準決勝は優勝した帯広ラグビースクールに前半同点の大接戦。後半も一進一退の攻防に、場内は一時騒然。まったくのノーマーク集団のまさかの展開に自分も選手もやや興奮気味。最終的には敗れたものの、最後まであきらめないラ・サールのひたむきなラグビーに場内からも大きな拍手をいただきました。この2試合で選手は大きな自信を得ることができたように思います。

翌31日の札幌ラグビースクール、小樽ラグビー少年団連合チームとの3位決定戦では前半はトライ数で1本差でリードを折り返しました。ハーフタイムで楽しそうにしている選手には「いい顔してる」とだけ伝え、後半開始。直後にトライを奪って同点。この日も思いっきり攻める展開がぴたっとはまっておりましたが、中盤から連戦の疲れもあり、最後は突き放されて敗戦。4位で大会を終えました。

合宿の成果を確認するというより、やってきたことを存分に発揮させようとプレーする選手たちは本当にすばらしかったです。わずか1週間で別のチームのように成長できたと思います。

現在はしばしのオフですが、8月17日からまたチームはリスタート。次なる目標に向けて、まだまだ伸びていきたいと思います。

  1. 2011/08/10(水) 11:57:37|
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負け。そしてコーチング

先日行われた第2回全国中学校ラグビーフットボール大会北海道予選において立命館慶祥中学、北嶺中学の前に敗れました。どちらもトライ数にして「1対5」という関係からして、今の現地点においての課題が明確になった一方で、準備に準備を重ねた試合に敗れてしまうのは、やはり悔しい。


いわゆる「負けて引退」の試合ではなかったものの、試合後における多くの選手の悔し涙は次から次へと頬を伝いました。2年生主体の「可能性」と「爆発力」を武器に戦ったものの、ゲームにおける経験の差はどうしても埋めることはできませんでした。ここはコーチングの力不足が否めません。幸いまだまだシーズンは続きます。アタック、ディフェンス両面において自分を含めて更なる飛躍を目指したいと思います。


大会後はそのまま定山渓に残り4日間の合宿を行いました。明日から2日間の大会を経て長い夏のラグビーが終わります。大会後の4日間の合宿のうち、3日間はラグビージャーナリストである藤島大さんにコーチをお願いしました。(大さんは試合観戦もしていただきました。その内容についてはワセダクラブのコラムに紹介していただいております)


まずラグビーをどう考えるのかという根源的で普遍的なところから大さんのコーチングはスタート。チーム全員が次々とその世界に引き込まれていくのですが、練習ドリルの一つ一つが本当に面白い。「なるほど」とメモを取ることが多く、本当に勉強になりました。また選手のほめ方、これがとても素敵でした。本当に小さなプレーを決して見逃さずに、心の底からほめる、認める。それが選手に響き、次につながる。単純ですが、なかなかできない。本当に感動しました。


3日間、午前午後とすべての練習でコーチングしてくださった大さん。チームにとって決して忘れることのできない時間になりました。何よりラグビーを初めて間もない中学1年生が受けた影響は本当に計り知れません。幸せな時間にただただ感謝、感激でした。


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大さん、本当にありがとうございました。もっともっとラグビー、楽しんでいきます。

  1. 2011/07/29(金) 23:58:23|
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自分たちが楽しむ

学園祭も終わり、いよいよ夏休みに入りました。


学園祭のクラス企画はおかげさまで中学第1位を獲得。応援してくださった皆様、ありがとうございました。笑いをコンセプトに企画を組み立てましたが、最後は誰よりも自分たちが一番楽しんでいました。そこが少しでも見ている方々に伝わったのかと思います。


話は変わって、今日のなでしこジャパンの優勝。すばらしかったですね。監督の佐々木さんのPK戦前の表情、最高でした。ワールドカップの決勝であのスマイル。見事です。本当に感動しました。プレッシャーをあそこまで楽しめるのはまさにコーチの持っていきかたですね。ぜひ参考にしたいと思います。


さあ、いよいよ今週23日に迫ってきたラグビーの大会。やるべきことはほとんどやってきました。もちろんできないことは山ほどありますが、ここから先はできることだけを自信を持って、楽しんでプレーしてほしいと思います。最後の最後はやはり「ラグビーを楽しむ」ここに返りたいですね。


チーム全員でこの時間に感謝し、楽しんでいきます!

  1. 2011/07/18(月) 21:33:23|
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タックルの先に

先日行われたラグビーのパシフィックネーションズカップ初戦、日本対サモアの試合は15-34で敗れました。


横井さんのブログでもこの試合について書かれていますが、まったくもって横井さんに同感。試合内容は9月のワールドカップへの期待感を抱かせるにはあまりにも遠いものだったと思います。


すべてはディフェンス。あのタックルでは到底世界レベルでは通用しないと思いました。タックルでよかったのは初先発の西原選手(大阪桐蔭高校出身。彼とオーストラリアでの合宿で出会ったときは、まさかジャパンになるとは思いませんでしたが・・・地上戦に関しては本当に素晴らしい選手)。彼のような鬼気迫るタックルが全員に統一されていたのかといえば、まったくもって見られませんでした。そこが何より残念でした。


2003年のワールドカップで日本代表はスコットランド相手に低いタックルで刺さり続けました。負けはしましたが、本当に僅差で、感動しっぱなしの80分だったことが記憶に蘇ります。スクラムハーフの辻選手、フランカーの大久保選手などタックルに命を懸けた選手たちが、これでもかと足元を刈り続ける。単純にあんなラグビーが見たい。そう思います。


ジョン・カーワン監督のコメントもどこか涼しげ。「ワールドカップで2勝」の目標が、何か悲しくなってきます。ここにきて、何かほとばしる熱さがない。もっと熱く。このままではオールブラックスに100点を取られるのも現実的。何とか、何とかして世界を相手に戦う意識と強烈なディフェンスを期待します。


話は随分と変わって、中学ラグビー。今週のスクールとのゲームでは、低いタックルで刺さり続けるも、ベストメンバーが揃った相手に完敗。倒してファイトする激しさが不足しています。今週はもう一度その部分を徹底。タックルとブレイクダウンに特化して、原点回帰します。


ジャパンと中学生。カテゴリーもレベルも、そもそも比較することも意味をなさないかもしれませんが、ここまできたら「ジャパンがやらぬなら、うちがやる」それくらいの意識は持っていきたい。タックルに次ぐタックルの先にのみ、何かが見つかると思います。下を向かず、その一点で勝負。


  1. 2011/07/04(月) 19:54:42|
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横井さん

先日元日本代表主将でもある横井章さんのお話を聞く機会を得ました。


昔からのラグビーファンで知らない人はいないセンターの名手。その理論の背骨は「いかに勝つか」を自分たちの頭で考え抜くというもの。藤島大さんのインタビューや著書でたびたび名前も拝見し、横井さんのブログもずっと見てきましたが、実際に会ってその理論を聞くと、やっぱり違う。その迫力、熱意たるや電流が走るが如く衝撃を受けました。


今回お会いできたことで、今後とも色々とアドバイスをいただける関係の一歩は築けたと思います。


それにしても井澤さんはじめ往年のジャパンの方々の言葉、何とも言えずしびれます。


  1. 2011/06/24(金) 17:54:34|
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ターニングゲーム

先日行われた地元スクールとの練習試合で、今シーズン初勝利。


相手は主力メンバーの大半を欠き、正直彼らがいたら負けていたと思うが、この日は勝敗以上に内容に合格点。


まずは取り組んでいる前に出るディフェンス。一気にフロントスペースを奪って、ディフェンスでアタックするイメージがやっと具現化できてきた。アタックは未整備だらけだが、タックルとブレイクダウンは2か月間の修練があらわれはじめている。何より「自分たちはこれでいく」という軸が定まったことが大きい。


残り1カ月だが、明らかにこの日はターニングポイントになった。シーズンを振り返ったときに「あの時のあの試合」と呼ぶものが、年に1、2試合あるが、まさにそんなゲーム。


当然やるべき課題はまだまだ山積み。築いた自信のみを胸に、次なる一歩へ。

  1. 2011/06/22(水) 21:59:45|
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足し算から引き算へ

中学ラグビーは全国大会予選まで1カ月と少し。藤島大さんの言葉をお借りすれば、「日数ではなく残り時間で考える」領域に入ってきました。


春先からずっと色々な練習し、ラグビーの幅を広げてきましたが、ここからは足し算ではなく引き算。メンバーを絞りながら、使えるプレーを精選し、その質を高める。必要なことのみをやっていく。


激しい練習の先に厳しいポジション争いがありますが、チームの最後の伸びはここにかかっています。


最高の準備を重ねたいと思います。

  1. 2011/06/15(水) 20:45:46|
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一歩一歩

先日行われた高校生の大会は決勝で函館工業に僅差で敗れて準優勝。フィニッシュのところでたくさんのミスが出てしまい、取りきれずに敗れました。しかし、シーズンはこれから。下を向かずに一歩一歩重ねていきます。


中学生は4月から地元の函館ラグビースクールと試合を重ねていますが、大差で敗れる日が続いております。こちらも一歩一歩。できないことは山ほどありますが、ここは時間との勝負。まずはタックルとブレイクダウンを徹底強化し、7月の大会に挑みたいと思います。


どちらも夏に向けていよいよ本番スタートという感です。今年も熱くいきます。

  1. 2011/05/31(火) 20:06:21|
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十三人の刺客

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監督:三池崇史
出演:役所広司、山田孝之、伊勢谷友介、伊原剛志、松方弘樹


三池作品、やっぱり面白いです!最後の戦闘シーンはまさに「クローズZERO」そのもの。役者の演技にもしびれました。

  1. 2011/05/30(月) 18:28:00|
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ブルーススクラム

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復興支援の一つとして購入させてもらいました。福岡サニックスブルースのサイトより購入可能です。


明日は中学は練習試合、高校は公式戦。選手がどんなラグビーを展開していくのか、今から楽しみです。

  1. 2011/05/21(土) 15:34:24|
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シーズンスタート

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皆様


大変ご無沙汰しております。2カ月近く更新しておらず、まったくもって失礼いたしました。


震災からも2カ月近く経とうとしておりますが、ラグビーができることに感謝しながら、日々グランドに立っています。ラグビーの世界でも数多くの取り組みやイベントが行われており、自分も微力ではありますが色々と協力させていただいています。誰かのために体を張るスポーツですから、こうしたときにこそ力を結集できればと思います。


中学、高校ともに新シーズンがスタートし、多くの新入部員を迎えての景色がグランドいっぱいに広がっています。特にまったくラグビーを知らなかった新入生が縁あって楕円球を手にして走り出すシーンは、いつ見てもうれしいですね。ラグビーの楽しさを精一杯伝えていきたいと思います。


今シーズンも今いる環境に感謝し、そして何より選手に感謝し、去年のようなたくさんのドラマを期待したいと思います。


何卒よろしくお願いします。

  1. 2011/05/09(月) 18:16:47|
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オーストラリアからのメッセージ

オーストラリアからもいくつかメールをもらった。本当に勇気づけられる。少しでも被災に遭われた方々に届けばと思う。


Keep on working at it Junpei, All people in Australia are giving their friends in Japan all their hope and wishes.


  1. 2011/03/15(火) 16:38:07|
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無事の報告

昨日夜から今朝にかけてラグビー部員から続々と連絡。行方がわからなかった部員、並びにご家族の方々の安否が確認できました。被災後の生活はもちろん困難を極めると思いますが、まずは生存を確認できたことに安心しました。


ラグビー部としてはこれから自分たちができる最大限のサポートをしたいと思います。


そして被災でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします。

  1. 2011/03/13(日) 18:04:03|
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祈るだけ

昨日の震災により、ラグビー部の教え子といまだ連絡取れません。


また別の件では、本人の安否は確認できましたものの、ご家族が宮古で被災をされたと思われます。こちらもご家族の行方がわかりません。


無事を祈ります。ただただそれだけです。

  1. 2011/03/12(土) 17:07:26|
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どうしても見たい

「昨日の試合だけはどうしても見ようと思ったんだ」


月曜の朝に学校でお世話になっている方にかけられた言葉だ。日本選手権の準決勝を見られて、決勝は「どうしても」の衝動にかられたよう。「今まで見てきたラグビーと全然違う。あんなにボールは動くんだね」という視点は、まったくもって核心を得ている。


ラグビーを面白いと思ってくださるかどうか。ワールドカップを考えたときに、「ラグビーを見たい」という人をどれだけ自分の周りに増やせるのか。それが自分にできる小さなプロセスだと思っているが、まさに日本選手権のファイナルはそれを現実化したものだった。


優勝したサントリーが展開したラグビーは確かにラグビーをよく知らない人が楽しめるものだった。しかし、それを確立していたのはパスとブレイクダウンにおける基本スキルの高さ、80分間切れることない強靭なフィットネス、何より昨年までのベースであるセットプレーの強さがあってこそ。つまり強者がリスクを恐れずにチャレンジしたラグビーだからこそ価値がある。


究極にわかりやすいラグビーは、極端にシンプルで完成度が高い。多くの要素を取り込み、血肉とした後に、ギリギリのところまでエクストラをそぎ落とす。そして締め切りを守る(最後に勝つ)。芸術品を作り上げるようなプロセスは、なるほど見ている人に感動を与えるのかと改めて実感。


敗れた三洋も決して悪くなかったが、個人的には準決勝の東芝とのファイトがダメージとして色濃く残った感がある。ブレイクダウンでの迫力にやや欠けただけではなく、何か全体的に躍動感が薄かった。それだけ長いシーズンをすべて勝つというのは至難なことであり、現にトップリーグの1位通過は東芝、プレーオフは三洋、日本選手権はサントリーとそれぞれ覇権を分け合った結果を見ても、上位の実力が伯仲している。三洋は勝ちきれなかったが、十二分に興奮を与えてくれたと思う。


国内のシーズンはこれでしばらくは終わり、いよいよジャパンのシーズンに入るわけだが、高校、大学、トップリーグを通じて最終局面まで駒を進めたチームに共通していることは「俺たちはこれでいく」がぶれなかったこと。結局のところ何を信じて戦うのかが闘争集団として戦えるかどうかになる。来月から本格的にシーズンが始まる自分たちも揺るぎないスタイルを築きながら、目標地点の到達をただただ目指したい。そして言うまでもなく今年9月のワールドカップでは、どうか日本だけではなく世界の多くの人に「どうしてもジャパンの試合だけは見ようと思ったんだ」と言わせるようなゲームを期待したい。

  1. 2011/03/03(木) 16:20:18|
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高校受かりました

野川中学校で教えていた生徒から。


「高校受かりました」


そんな連絡をもらうと、無性にうれしくなった。


たった1年だったけど、あの時間と空間だけは生涯忘れない。今ある自分のベースは川崎市宮前区の公立中学校がルーツ。本当にエネルギーの塊のようなメンバーからはたくさんのものをもらった。改めて今、感謝の気持ちしかない。


3月9日が卒業式のようだ。残念ながら晴れの姿を見ることはできないが、精一杯のエールと感謝の思いを届けたいと思っている。

  1. 2011/02/25(金) 18:35:48|
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スタイルVSスタイル

先週行われた日本選手権準決勝は文字通り日本一を決める舞台にどのチームが上がれるのかを決める大一番でした。


結果は三洋電機が東芝に逆転勝利し、サントリーが神戸製鋼の猛追を振り切る形でファイナリストになりました。以下にファイナルの展望を少しだけ。


まずは三洋電機。解説の藤島さんのおっしゃる「ターンオーバー後に個人の能力が爆発する」プレースタイル。コンセプトは「自分たちが手を下すまでもなく相手が勝手に崩れる」というもの。そのため、その瞬間まで強いディフェンスをし続け、それを徹底する。ボールを奪い取った後はこれでもかとスピードランナーがグランドを走り回る。まさに堅守速攻。ボール支配率は極端に低いのに最終スコアで上回る。大人のラグビーとも形容されますが、ニュージーランドのクルセイダーズのスタイルをここまで踏襲できたことはまさにチームの努力の結晶でしょう。特に東芝相手に18点ビハインドをひっくり返すあたりは強いとしか形容できません。全員のラグビー理解の高さに敬服します。


もうひとつはサントリー。重ねるアタックフェーズの数は他チームの倍はあるでしょうか。順目にパス、ラン、ブレイクダウンをミスなく繰り返していきますが、見ているこっちが感嘆するほどに全員が動き続けます。シーズン序盤でつまづきながらも、決してそのスタイルを変えなかったことがファイナリストになりえた要因かと思います。やはり元オーストラリア代表監督のエディさんの手腕は確かですね。全盛期のオーストラリアはブランビーズと同一スタイルで、三洋とは真逆の「自分たちが攻め続ければ相手は必ずいつか崩れる」というもの。まさにオーストラリアのフェーズラグビー。ボール支配率はおそらく70%近くあるのでは。それを可能にしている日和佐、トゥシ・ピシのハーフ団はお見事。


決勝戦はニュージーランドVSオーストラリア、クルセイダーズVSブランビーズといっても過言ではないかもしれません。ミスを誘発する強いディフェンスから一気にトライまで奪うのか、ミスをせずにボールをリサイクルし続けてスペースをこじ開けるのか。スタイル対スタイルの真っ向勝負。ラグビーも単純な局面ではなく、各々のスタイルで勝負してもらえるとみている方も本当にワクワクします。我慢比べの大一番になりそうです。


心理的にも社名変更に伴いおそらく最後になる「SANYO」と、トップリーグプレーオフ決勝で負けたリベンジマッチに挑む「SUNTORY」。どちらもこれ以上ない燃えに燃えるシチュエーションでのクライマックス。


決勝戦は2月27日(日)、14時キックオフ。今シーズンを締めくくるすばらしいラグビーになる予感です。

  1. 2011/02/21(月) 18:16:07|
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信じる力

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信じる力
大畑大介著 KKベストセラーズより


先月引退した大畑大介さんの著書。引退にいたるまでの色々な思いがつづられていますが、それ以上に「どう生きてきたのか」「どう生きていくのか」という人生論の部分が非常に参考になりました。中高の選手にもぜひ読んでもらいたい箇所も多々ありましたね。


以前も書きましたが、やはりジャパンの顔であり、本物のアスリートだった大介さん。個人的にはぜひ2019年のワールドカップ開催に向けたメディア活動を先頭になってやっていただきたいと思っています。

  1. 2011/02/18(金) 20:29:27|
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楕円の流儀

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楕円の流儀 日本ラグビーの苦難
藤島大著 論創社より


久々の大さんの本。見ている視点がコーチングに本当に役に立ちます。オーストラリアでの経験と大さんの書いた「知と熱」を読んでからというもの、ラグビーを応援するときはいつもジャパンファーストとしています。今回の本もやはりそこが熱く語られています。

  1. 2011/02/15(火) 18:01:09|
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GIANT KILLING

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GIANT KILLING モーニングKC
ツジトモ 著

監督の達海猛、発するコメントがしぶいですね。「ダイヤのA」といい、ここ最近監督のコメントがしびれる漫画が多い気がします。

  1. 2011/02/15(火) 17:54:05|
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進撃の巨人

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少年マガジンコミックス
諫山創 著


世界観は「風の谷のナウシカ」や「AKIRA」を彷彿とさせます。「ありえない」感じが、はまる原因です。


  1. 2011/02/15(火) 17:50:03|
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